お宅訪問 安城市I様邸
プロローグ
奥様は毎日雑誌を眺めながら、かわいい雑貨に囲まれたカントリー調の暮らしに興味を持ち始め、輸入住宅にどんどん憧れるようになっていました。
また、ご主人は独身時代に購入したイギリス・タンノイ製のスピーカーで、大好きな音楽を大音量で聞けるオーディオルームのある家が欲しいと考えていた矢先…、ご夫婦の元に1枚のチラシが入ってきたのです。
▲これが当時初めて目にしたエドモントンのちらし。今でも大切に保管しています。
エドモントンを選んだ理由
もちろんそれまでもご夫婦は 「輸入住宅+オーディオルーム」 の夢を叶えるべく、さまざまなハウスメーカーをまわっていたそうです。
しかし当時はまだ地下室付きの家なんてそれこそ雑誌の中の世界。
どこに聞いてみても自分たちのイメージする地下室とはほど遠いものでした。
ところが、エドモントンのチラシにはしっかりと地下室のメリットや用途が書かれている。
早速、完成見学会に足を運ぶことになったのです。
できたばかりのお宅に一歩入るやいなや、飛び込んできたのはまさにご夫婦のイメージぴったりのおうちでした。
これまで見たことのないようなキラキラ輝いた無垢の床。
もちろん地下室も広く、まるで家の中にリビングルームがもうひとつあるかのよう。しかも地下室の値段を聞いてさらにビックリ。
「地下室なんてお金持ちのお宅でしか実現できないもの、と思っていましたが、エドモントンは私たちの先入観をいい意味で裏切ってくれました。価格面でも納得できる内容で、一瞬でエドモントンのとりこになってしまいましたね。(奥様)」
そしていよいよ夢のマイホームの建設が始まりました。
外観は、子供の頃遊んだシルバニアファミリーの赤い屋根のおうちをそのままリアルに再現。
幼い頃に住みたかった家が、目の前に完成したのです。
念願のオーディオルームは、プライベート映画館。
ご主人が独身時代に購入したという大きなスピーカーは、
それまで住んでいた社宅ではご近所への配慮から設置できず、大切に保管されていました。
しかしながら地下室を作ったことで防音対策もクリアになり、念願のオーディオルームが完成したのです。
地下室とはいうものの、窓からは地上の光が射し込むのでそこはまるでリビングルーム。
ゆったりソファに座って音楽を楽しんだり、またテレビでは味わえない大画面で映画を楽しむこともできます。
「あまりに居心地がいいので、映画を鑑賞しながらうっかり寝てしまうことも(笑)。
また、子供たちはこの部屋によく友人を呼んでお泊まり会も開いていますよ。
この部屋があることでお友達も私たちに気を遣うことなくエンジョイしているようです。
地下室はオーディオルームだけではなく、主人の書斎とウォークインの収納が2つもありますから、
季節のものはすべてここに片付けておけるのがいいですね。
収納が多いと余計なものを出さずに生活できるので、部屋をすっきりまとめられます。(奥様)」
エドモントンを通して見つけた、「手作りの醍醐味」
エドモントンの家は、年数が増すごとに手を加えていくことでより魅力が増していく家。
I様のお宅はまさにそのお手本となるような家で、年月を経てどんどん魅力的に変化しています。特にご主人の日曜大工の腕前はマイホームを建ててから開花したそうで、各お部屋の棚やラックはもちろんのこと、駐車スペースに物干用のデッキや小屋も自分で作ってしまうほどプロ顔負けのものをつくりあげています。
「わたしが雑誌を見たりする中で“あ、これがあったら便利かも、こんな形のものを作って欲しい”とリクエストを出したら、ちゃんと出来上がってしまうから驚きです。主人には改めて感謝感謝ですね。(奥様)」
そうおっしゃる奥様のほうも、トールペイントやドライフラワーなど多彩な趣味をお持ちで、家のあちこちに奥様のセンスが光っています。
奥様の秘密のお部屋は、なんと外に!
そんなお二人の手にかかれば、どんなこともお手のもの。
間取りの規定からどうしても実現できなかった家事室を、なんと家の外に増築してしまったのです!
北側の空きスペースを有効活用し、まずは建物の外側だけをオーダーメイド。
部材が届いたら早速組み立て、自らペンキを塗って自宅の外観とマッチさせ、さらにご主人自家製網戸をオプションで作るというこだわりで見事に奥様専用家事室が完成したのです。もちろん内装は奥様の手作り。
「狭いスペースを活かし、折りたたみ式テーブルも作ってしまいました。これがあるとゆっくりお茶をのんだりしながらくつろげますし、趣味のトールペイントをするにもとっても便利なんです。(奥様)」
家族が集まるリビングルームにも、工夫がいっぱい
扉を開くと、ご夫婦の工夫でとても温かみのあるリビングが。天然の空調が、お部屋を快適にしています。
I様邸は、玄関を入るなりその間取りに驚きます。
もともと玄関からリビングは扉はなく開放されていたのですが、ある日ワンちゃんがお泊まりに来た際、「階段から落っこちてしまうと危ないから」ということでご主人が扉を作ってしまったそうです。
また、壁にもニッチを作ってみたり、書棚も奥様のリクエストに応え作ったり、部屋の中のほとんどをご主人と奥様二人の共同作業で素敵な空間へと変貌。
家族が集まる団らんの場所は、ご夫婦の愛情がいっぱいつまったお部屋になりました。
「エドモントンの家は、手をかければかけるほどいい味が出てくるんです。ある年なんて、リビングにふと手を加えたくなって、お正月にも関わらず二人で暖炉まわりをリニューアルしてしまいました。(奥様)」
お子様の成長にあわせ、手を加えていける間取り
分割された子供部屋
ただし、姉妹のお部屋は将来大きくなった時に別々に分けられるように、と扉を二つ設置。現在は当時お部屋がひとつだったことを全く感じさせないくらい、しっかりと壁で分かれています。もちろんこれも、ご主人の腕前が光った成果。
「子供たち3人、それぞれピンク・イエロー・ブルーとテーマカラーを決めて部屋分けしているんですよ。壁紙やベッドカバーも分かれているでしょ。(奥様)」
お子様たちのお部屋の入口に名前とともに掛けられている奥様お手製のトールペイントネームタグも、とってもおしゃれに色分けされています。
カントリーテイストがいっぱいつまった、ダイニングキッチン
奥様が手を加えたレンジフードも、最初からカントリー調にデザインされたかのようにマッチしています。
キッチンは奥様が選んだカントリーテイストがいっぱい。
もちろん小物を置く棚は、ほとんどがご主人の手作りです。もともと黒だったレンジフードは、周りとの調和を気にした奥様が板を貼ってオリジナルレンジフードに変身させました。
「キッチンにはモノがたくさん溢れているんですが、不思議なことに、どのお客様が来てもすっきりしてるね、っておっしゃってくれます。友人が遊びに来るときなどはここでケーキを焼いて、となりのダイニングでおしゃべりをしながらお茶をするのが楽しみのひとつですね。ダイニングに飾ってある小物たちも、雑貨店めぐりで見つけたものやわたしの手作りのもので演出していますよ。(奥様)」
住めば住むほど味わいが増してくる…10年後がますます楽しみな I 様邸でした。
これが建設当時のI様邸の様子。
安城初の大型地下室付き輸入住宅として、ご近所からも注目を集めていました。現在のお宅に比べ、とってもシンプルなのが分かります。手を加えていく楽しさを味わえるのが、エドモントンの家の最大の特徴です。
今回は、安城市の I 様のお宅を訪問させていただきました。
取材の最後は楽しいティーパーティー!
とてもおいしい手作りのパウンドケーキとシフォンケーキをご馳走していただきました。 どうもありがとうございました!