海外視察 バンクーバー
バンクーバー
2009年9月10日から4泊6日でカナダのバンクーバーとウィスラーにエドモントン企画メンバー計3名で行って参りました。
最初の2日間はウィスラーでBCウッドさん(ブリティシュコロンビア州の林産業の振興を担っている団体です)のツアーで展示会への参加と住宅視察です。バンクーバーでは取引先のキッチンメーカーさんの案内でキッチンの工場見学や、キッチンショールーム、分譲マンション視察など短い期間で盛りだくさんのツアーとなりました。ただ今回の視察の最大の目的は新人ふたりに私たちの提供している住宅の源となるカナダの住宅や文化に触れ素晴らしいところを体で吸収してこれからの仕事にいかしてもらうという事が最大の目的です。きっといい結果が出せるでしょう・・と願いつつ・・
では写真をお見せしながらご案内します。
9月10日(木)晴れ(日本)
19時成田発のエアカナダ便に乗るべく新幹線と成田エクスプレスを乗り継いで・・
フゥーって感じです。でも一つ発見!品川で乗り換えるとホーム一個またぐだけで超ラクーに乗り換えられるんですねー。東京乗継だとほんと遠いですもんねー。
無事飛行機に乗り込んでいざ出発でーす。自称エコノミー症候群のニッシーは通路側でいつでも徘徊できるようにと。私は若い二人に後れをとらぬよう、とにかく寝まーす。
9月10日(木)晴れ(カナダ)
さすが木の国ということでしょうか、いきなり巨大なこけし??のような木の人形に迎えられ、ワクワクしてまいりました。
私どもの最初の仕事はとりあえずウィスラーに辿り着くこと。何しろ添乗員さんがいるわけでもなく、英語を使いこなす人員がいるわけでもない当メンバー。しかしなんとかバス停を探し、行けるだろうというバスに乗り込み、ウィスラーへ出発です。バスは広く上部はほとんど窓なので、全員窓際に陣取り景色を堪能しました。バンクーバーの郊外を通り抜け、どんどん森林へ。こんな大きな木見たことない!たぶん3,~40m以上もある大木が広大な土地に林立する様は改めてカナダの森林資源の豊富さを目の当たりにし、私たちの作っている住宅のルーツはこの森だー、なーんてちょっと感動してしまいました。
まずはBCウッドさんがとってくれたホテルへチェックイン。
外観も素敵ですが、木と天然石をふんだんに使ったロビーは心を和ますシックなインテリアでさすが高級リゾートって感じです。
ツインのお部屋には簡単なお料理ができる木製の可愛いいキッチンが付いています。03ここで料理をするくらい長く滞在してみたいものです。
さてこの後は山の上のレセプション会場でオープニングディナーです。景色が良いという事で、楽しみです!延々と、延々とロープウェーに乗り、途中熊の親子をみたという人がいるような山の中を30分くらい、延々とロープウェーに乗りやっと着いた会場はそれは素晴らしい景色、360度さえぎる物がなく山を見渡す爽快感を味わったのは久しぶりです。パーティーはバイキングで好きなものを好きなだけ食べてみんなだーい満足でした。
今日の予定は午前中、BCウッド加盟企業の展示会を見て、午後は住宅視察ツアーに出かけます。
建材展はカナダ最西部ブリティッシュコロンビア州の豊かな森林資源を使った住宅建材、構造部材から、ドア、床、キッチンキャビネット、エクステリア材などを見て回りました。
私たちは輸入製品を日常的に使っていますが、作っている人と直接話したりする機会はあまりありません。実際会って話してみると会社の姿勢、意欲など信頼度はグッと増すものですね。
午後からは住宅視察ツアーです。最初に行ったのは7億円位する別荘です。
1、2階+地下室で何処も贅沢を尽くした仕様になっています。一番贅沢なのはリビングからの景色。2面の壁面は全部ガラス張りでウィスラーの山々が視界いっぱいに広がります。こんなリビングで優雅にお茶したいものです。ただフローリングはエドモントンと同じオークの乱尺たぶん19ミリでした!
次はもう少し一般庶民の住宅開発地を見学に行きました。
ここウィスラーは高級リゾートで、そのため地価も物価も随分高く普通の人には非常に住みにくくなってしまっています。ただここで働く人もいなくてはリゾート自体成り立たなくなってしまうので、ここで働く人でないと買えない物件で、かなりお安くなっているようです。2戸の同じ間取りの家がくっついて1棟になっているデュプレックスタイプです。1つの壁を共有するのですからかなりコストダウンできる仕様です。でもすべての家は湖に向かっていてちょっとしたベランダから景色を楽しむことができるようになっているのは素敵です。
最後は建築中のハイテクの家と丸太の家の2棟を見学しました。
建築会社の社長さんお宅は 冷暖房費0で断熱性能と地熱を使って常時19℃を保つよう設計されているという事です。エコな住宅は世界中のトレンドになっているようですね。最後の丸太の家は材木会社の社長さんの家でしょうか?このお家一軒で何軒の家ができるかっていう木材の量です。さすがカナダのお家ですね。
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